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mono type1 |
古いフラット盤のLXTがよく入っている内袋です。ハトロン紙製で「Made in England」とだけ印刷されています。モノ時代の英国盤はレーベルごとに必ず違った内袋が使われていたわけではなく,同じ袋が別の会社でも使われていたりします。今でも破れずに残っているものは非常に少ないです。このタイプは私は別のしっかりした新品の内袋に入れ替えてしまいますので写真のものもレコードが入っていません。 |
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mono type2 |
外溝,内溝のLXTがよく入っている内袋です。やや厚手の紙で作られていて,レーベル型の穴が両面にあいています。内側はビニール張りになっています。「This long playing record is a high precision product」という説明がいちばん上に印刷されているタイプで,紙質や印刷の色にいくつか種類があります。写真は文字色の違う2種類です。どちらも裏面はなにも印刷されていません。 |
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mono type3 |
内溝のLXTがよく入っている内袋です。Type2とほとんど同じ作りですが「This long playing record is a high precision product」という説明がありません。紙はType2より薄めで,黄ばみやすいのか比較的新しいものでもたいてい黄ばんでいます。やはりヴァリエーションがあり,写真は文字色とレイアウトの違う2種類です。どちらも裏面はなにも印刷されていません。 |
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mono type4 |
69年ころのモノ用内袋,下のstereo type1のモノラルタイプです。両面に印刷されています(弘前市のY.N.氏から実物を提供いただきました)。 この時期デッカのレコードはジャケットに下の写真のような穴があいていて,そこから内袋の色を見ることでそれがステレオ盤かモノ盤か識別できるようになっていました。青色はステレオ盤,赤(実際は紫に近い)色はモノ盤です。
このモノラル用にはレーベル穴が空いていますので,STEREO type1にも穴空きがあるのかもしれません。(09/01/27追加)。 |
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mono type5 |
70年代はじめ,小レーベルになってからのモノ用内袋です。両面に印刷されており,type4と同様にジャケットの穴から色を見てステレオかモノか判別できます。これより後はステレオ/モノ共通の内袋(STEREO type3)になります(09/01/27修正)。 |
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FFSS |
ステレオ盤FFSS(Full Frequency Stereophonic Sound)用,SXL2000番台,SXL6000番台初期のオリジナル内袋です。両面を使ってFFSS録音の説明や取扱いの説明が印刷されています。興味深いのは裏面下のnoteで,「ステレオレコードは見る角度によってはモノラルレコードとは違った見え方をするので,摩耗しているのと勘違いしないように」というようなことが書いてあります。レーベルが大きくて溝ありのステレオレコードはSXLでもSDDでもこの袋に入っています。内側はビニール張りで,SXL2000番台の時期は比較的厚い紙で作られていますが,6000番台やSDDの時期には紙質がやや薄くなり,中のレコードが透けて見えるようになります。 |
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stereo type1 |
SXL6000番台が溝なし大レーベルになった頃(おそらく69年)の内袋で,上のmono type4のステレオタイプです。内側はビニール張りになっていますが私の手元にある数枚にはすべてレーベル穴がありません。上で説明した穴空きのジャケットに入れるときちんと青色が見えます。 |
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stereo type1b |
上記のSTEREO type1にレーベル穴の開いたものを,弘前市のY.N.氏から提供いただきました。上のtype1の表面にある日付(と思われるもの)は「10-69」,こちらにある日付は「4-70」ですので,こちらの方が少し新しいと思われます。中に入れてみたのはアンセルメの「What Everyone Should Know About Music」の溝なし大レーベル盤です。久しぶりに聴いてみましたが収録時間の9割はアンセルメによる語りなのですから不思議なレコードです。(09/10/24) |
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stereo type2 |
SXL6000番台のレーベルが小さくなった頃(70年代はじめ)の内袋。穴空きタイプジャケットにはふつうこの内袋が入っています。内側はビニール張りです。これのモノタイプが上のmono type5です。 |
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stereo type2b |
type2には大きな「STEREO」のかわりに「STEREO LABEL WILL STATE IF......」の説明文が書かれたものもあります。これは「10-72」ですが上のものには日付がないので,どちらが古いのかはわかりません。 |
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stereo/mono type1 |
このタイプはEMIのモノ盤などでもよく見かけるので,最初は内袋の取り違えだと思っていましたが,よく見るとデッカの他のものと共通した部分が多いですし取り違えにしては数が多すぎるので,オリジナルなのだろうと思います。写真のものには「2-68」と書かれていますから上のstereo type1やmono type4よりも古いものです。FFSSタイプからstereo type1/ mono type4への過渡期に使われていたようで,SXLでもLXTでもこれに入ったのは内溝レーベルが多いです。(09/10/24) |
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stereo/mono type2 |
70年代半ばから80年代まで長く使われた内袋。内側がやや透明度の低いポリ張りに変わっています。このころにはステレオ盤もモノラル盤もすべてこの内袋に入っています。私が高校生時代に初めて買ったデッカのレコードもこの内袋に入っていましたし,当時のローリングストーンズとかジョン・メイヨールのレコードもこの内袋に入っていました。リアルタイムの経験として懐かしいのはこの内袋です。 |
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stereo/mono white |
上のSTEREO type3と同じ時代によく見かけた,デッカの説明文やロゴが印刷されていないタイプの内袋です。面白いことに,この内袋の表面にごくわずかに印刷されている文字は,日付以外は上のtype3の裏面とまったく同じです。これも弘前市のY.N.氏から提供いただいたものです。(09/10/24)
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stereo/mono type3 |
80年代のイギリスプレス内袋。デッカがポリグラムに吸収された後のものでロゴと会社の住所が変わっています。この後のオランダプレスは説明文字のない白いポリ張りになりますから,これがイギリスプレスのデッカレコード最後の内袋だろうと思います。 |