Macintosh
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05/01/19更新

渡邊研究室のMacintosh日記

メモリはあなどれない(05/01/19)

PowerMacG5を導入して1年半近くが経った。今まで隠していたのだが正直言ってG5には外見以外ではがっかりすることが多かった。だいいち全然早くない。もっさりしていてG4Cubeとたいしてかわらないのだ。それ以上に,USBなど外部機器の接続にトラブルが多く,フリーズやカーネルパニックも頻繁に起きる。初期ロットだからしかたがない,科研費でも当たって予算ができたら新しいDualに買い替えよう,とか考えていた。このページが長く更新されなかった理由のひとつもそれだ。

ところがです。他の理由でケースを開けた時に,ついでという感じでメモリを差し替えた。私のG5は標準でついてた純正256MB×2に購入時に256MB×2,その後に512MB×2を増設して2GBになっている。ネットなどで見ると「容量の大きい順にスロットに差す方がいい」といわれるがいままでとくに気にせず買った順で差していた。これを試しに512×2から順に差し替えてみたのだ。起動してみるとなんか心なしか早くなった気が。でもこういうのがプラシボであることが多いのはよく知っている。あわてずこれもついでに久しぶりにApple Hardware Testを実行する。すると今度は256×2の1組目(純正)に異常ありと出る。そこでその1組を抜いて1.5GBで起動してみる。今度は驚いた。これはぜったいプラシボではない。買った時からこの速度だったら「やっぱG5はスゲー」と感嘆したことだろう。

もっと驚いたのは,メモリの差し替えと純正メモリの除去によって,これまで頻発していたトラブルがすべて解決したこと。どうしてもうまくできなかったIXY DIGITALからの画像取り込みもなんの問題もなくできるし,2日間なにをやってもフリーズもカーネルパニックも起きていないのだ。まあこれは純正メモリ(Samsungチップ)の問題というより,それと増設した社外メモリ(Transcend製)との相性の問題かもしれない。トラブル時にメモリ差替えチェックは基本なのに1年半それをしなかった自分にも問題がある。それだけ忙しかったということでもあるけど。

PowerMac G5

PowerMacintosh G5 がやってきた(03/09/28)

年1回更新のこのページ(笑),今回はPowerMac G5の導入。ちなみにこの大学では最初に納入されたG5であるとのこと。

しかし美しい。アルミの質感も最高で,思わずスリスリしたくなる。使ってみると,最初はそれほど速くなったという印象はないのだが,複数の作業を同時にいくらやっても全く遅くならないパワーにびっくり。さすがはフラッグシップ。

最初は写真のように机の上に置いたのだけど,地震がちょっと気になって机の下の床に置き換えて,そのまま京都に出張に行った。そしたら今回の大地震だ。予感というものがあるのかもしれないと思った。

地震では写真の部屋の天井を突き破ってブロックの破片が降ってきて,天井の調査と補修で当分の間は隣の部屋にマックごと避難して仕事しなければならなくなった。それでも自分にも家族にも怪我ひとつなかったのだから不満はいえないよ。

VueScan

OSXへの完全移行(02/08/5)

このページも前の更新からふたたび1年が経過して,研究室のCubeとPMG3も自前のiBookもOSXにとっくに移行していたが,SCSI接続のスキャナー(Epson GT-9000)と外付CDR(plextor製ドライブ)を使うために,時々OS8.6のPerforma6410を起動しなければいけない状態は相変わらずだった。Epsonの対応ドライバーは一向に出ない。「VueScan」というシェアウエアを使えばOSXでもSCSIスキャナが使えるとのことなので,PMG3B&WにSCSIボード経由でスキャナをつなぎ,VueScanをインストールしてみた。おお,使える使える!(写真) 

使いやすいアプリだし,画質や発色も純正ドライバを凌ぐものがあるので,ちょっと高いがさっそく購入($40)。ところが,ついでにCDRも接続してみると,いつのまにか純正のDiscBurnerで外付SCSIドライブでもCDRが焼けるようになっているのに驚いた(ただし,iTunesのCD作成はサポートしてないのが残念)。OSXは10.1.5で抜群に速くなっただけでなく,内側でも知らず知らずに進歩しているのだった。

これまで大学のUNIXサーバーと相性が悪くて困っていたftp転送も「SimpleFTP」というシェアウエアで問題なくできるようになったし,RealメディアもReal One PlayerでOSX対応したし,ついにOSXへの完全移行が完成したのだ。あとはOSX10.2を楽しみに待つだけだ。

New iBook

新iBookを買う(01/08/21)

 新iBookを買った.出張が多くどうしてもコンピュータを持っていかなくちゃいけないのに,このところのPowerBookは最初から持ち運びを拒否しているようなものばかり,しかたなくバイオを買って使っていたが,やっぱりマックで出張に行きたかった.このiBookは研究費ではなく,自分の小遣いで買った.ちゃんと自分のものにしておきたいもんね.アップルストアでDVD-ROMモデルを買い,256MBメモリを増設してある.

マックの初期不良とか,すぐに故障というのは何かと話題になるけれど,幸いにして私はまだ一度もそういう経験がない.私のところに来るマックはいつも完全な健康体で,そしてそのあとも長い間健康であり続ける.自分でいじり壊したもの以外,自然故障も一度もなく,Centris660AVだっていまだに完動している.評判の悪いCubeだってそうだったし,もちろんこのiBookにも何の問題もない.マックに関しては私は幸運だ.他のことに関しては別にどうでも良い.

新iBookはとにかく美しい.Cubeと並べると惚れ惚れする.それだけでなくみかけによらず頑丈にできており,出張のお供にも安心して連れていけそう.特筆すべきこととして,内蔵スピーカーの音が良い.もちろん,外部スピーカーをつけた時の音には比べるべくもないが,バイオの内蔵スピーカーでは音楽を聴く気はしなかったのと比べれば格段に楽しく聴ける.良質なトランジスタラジオの音.向後千春さんも日記で書いていたが,これでiTunesのビジュアルをみながら音楽を聴いていると,トリップする.ああ,やっぱマックはカッコええのう.

PMG4Cube!

いまさらながら(笑)G4Cube導入(01/05/17)

このページも前の更新から1年以上が経過して(笑)研究室の青白G3も徐々に時代に乗り遅れてきた.とくにOSXを走らせてみた時のもたつき具合は(アップデートや様々な最適化を試した上でもなお)「そろそろかなあ」,と思わせるものであった.で,思いきってPowerMac G4 Cubeを導入.やってきたのは450MHZのCD-RWモデル.メモリは320MBに増設してある.

なにはともあれ,とにかく美しい.コンピュータにとってインテリアになることは無意味だろうし,じっさいこのコンピュータに対する大方の評価はそういうものだ.でも,俺はこの方がいい.そして,とにかく静か.自宅に買ったiMacも静かだったが,これはその上をいく静寂性.HDD(IBM/DTLA)がうちのiMac(Quantum/Fireball)より静かなのかもしれない.これでコンピュータで仕事をしながら音楽を聞く時にも,コンピュータの音はほとんど気にならなくなった.青白G3がかなりうるさいコンピュータだっただけに,この違いは大きい.

コンピュータ付属のスピーカ,デジタルアンプの音質もなかなかのもの.iTunesで音楽を聞く時にわざわざオーディオセットに接続するメリットは小さくなった.Harman/Kardon製というのもオーオタ(オーディオオタクのこと)には嬉しい.不朽の名器「サイテーション」や,昔使って頻発する故障に苦しめられたアンプ「A660」を思い出すのも懐かしい.

とはいえマックはマック,使っている時の感覚はこれまでとなんら変わることはない.多少早くなったかなあ,という程度.ずいぶん話題になっていた不安定さについても,この個体はすでに対策されているのか,全く問題は感じられない.ちなみに、今回は出荷時の「時間帯の設定」は「クパチーノ」になっていた。これはマックオタクにはうれしい配慮(?)だなあ。 iMac 350

いまさらながらiMac導入(00/01/02)

 自宅に置いたLC630/PPC Upgrade がいよいよ実用の範囲を脱落してきた.自分が使うなら古マックは古マックなりの使い方をすればいいが,家族みんなで使うとなるとすぐにあれが動かない,これが使えない,あれが遅いとなるし,古いOS(7.6.1)のトラブルも評判が悪い.息子(5歳)も欲しがるので彼へのクリスマスプレゼント&お年玉として(という名目で?)iMacを買うことにした.AppleStoreに注文したのは一番安いボンダイブルーのiMac/350で,メモリは128MBを注文した.
 納品予定日は12月28日だったけど,じっさいに家に届いたのは12月30日.息子と2人でわいわい騒ぎながら箱から出し(箱がでかいので収納に困った!),セットアップした.OSはすでに9になっている.高級ユーザーのおれは設定アシスタントなど頼らんわいとネットワークの設定は手動でやったが,モデムが全然つながらない.しかたなく初心者モードで会話形式でやったらじゃんじゃんつながる.息子の疑惑の目が痛い.わざとアシスタントでしかうまくセットアップできないようにしてないか?>Apple(不信モード).息子は新しいキーボードや丸いマウスにもすぐ慣れて,iMacバンドルの「キッドピクススタジオ」で遊びまくる.女房はいろんなソフトを動かしては早い早いと喜び(これは最初のうちだけ),その後はこれもバンドルの「Bugdom」で遊びまくる.ああ平和な家庭.
 笑ったのは時計.どうも時間が狂ってるみたいなので「タイムサーバの設定」をしてきちんと合わせたが,やっぱり1時間違っている.なんだこれは?と調べてみたら「時間帯の設定」が「クアラルンプール」になっていた.ははーん,と見れば箱にはMade in Malaysia の文字が.確かにこりゃあ「工場設定」だわ.
 この新型iMacには冷却ファンがない.したがって音は著しく静か,家庭で居間に置いて使うにはこんなにありがたいことはない.LC630はとくにうるさかったので家族が寝てるときには使いにくかったからね.初代Macintoshにはファンなんかなかったし,QuadraやCentrisだって国産パソコンに比べたらずいぶん静かだった.良いことは昔に戻るの大歓迎だ.

PMG3/B&W

新型(?)マックがやってきた(99/9/4)

古いマックが好きなことはあいかわらずだけど,最近研究室のPerformaでは動かないとか,重くて話にならないとかアプリが増えてきた(68KCentrisではずいぶん前からそうだけど...).とくに画像関係や動画関係は厳しく,RealPlayerG2などでは動作可能機種に入らない.ヒロスエちゃんの公式HPのムービーが見れないとか,そういう問題(?)が生じてきたのだ.で,ついに青白G3を導入しました.ちょうど大学生協にひとつ前の350/DVDモデルが1台残ってたので,迷わずそれをゲット.メモリは奮発して128MBを2枚増設,ついでなのでSCSIボードやCD-ROMドライブ(外付け),100BASE/TXスイッチングハブも導入で一気に近代化.
確かに早いし,ムービーなんかはほんとになめらかに動いて驚嘆だけど,マックはマック,基本的にはなにも変わらない.これはマックのよいところでもあり,わるいところでもある(新機種を買っても劇的な喜びが少ない).しかも,下にも書いたOS8.6のアプリ終了できないトラブルはG3でも起きる.いろいろ出てるアップデート等全部当ててみたけど変わらず,これはOS9に期待.しかし忠実な顧客だね.その忠実な顧客の新機種購入に対してAppleはPowerMacintoshG4発表というプレゼントで迎えてくれた.買ったばっかりなのにもう2代前のマシンになっちゃったよ.....
がんばってくれたPerformaちゃんはサーバー機として今後第2の人生を送ってもらう.HDDも大きいし100BASE/TX使えるし,これは強力なサーバーになった.Centris660はとりあえず引退中だがそのうち英語OS7.5.5でも入れて軽快に使おう.

OS8.6

OS8.6は意外とてこずるよ(99/6/25)

MacOS8.6もリリースと同時にダウンロード(90MB以上はでかすぎるよ!),8.5.1からアップデートした.でも,うちのPerforma6410の場合,あまり調子がよくなかった.全体に動作が鈍くなり,とくに愛用のFinderPopの動作が遅くて使い物にならない.また使用中のクラッシュも増え,とくにシステム終了時にアプリを終了できなかったり,クラッシュしたりするのには参った.8.6CDを取り寄せてクリーンインストールしてみたけど症状は同じ.システムのアップデートでがっかりするのは久しぶりだ.FinderPopはOsaka以外のビットマップフォントを使うことで改善されたけど(どうして?),不安定さは変わらない.で,動作不安定時の定番,メモリ割り当て増を再確認してみた.落ちるのは主にネスケ,ネスケの割り当てはすでに推奨の2倍.終了できないのはSherlockとスティッキーズなのでそれぞれ推奨の2倍に増やす.しばらく使ってみたら多少改善されたようではあるけど,まだまだ.よくバックグラウンドで動いているプリンタモニタ(Epsonプリンタウインドウ)のメモリも増やす.まだまだ.

で,最終的にFinderの割り当てメモリを増やした.これはResEditでfinder自体を改造するという危険な技.Finderはデフォルトでは最小メモリ100K程度,使用メモリ800K程度なんだけど,これを一挙に最小512K(これ以上増やすとなぜか起動しなくなる),使用3048K(無意味に多いかも?)まで増やした.結果としてだいぶ安定して今のところクラッシュなし,動作も多少きびきびしてきた.ところがいろんなメモリを増やしたせいでメモリ不足になってしまい,しかたなくRAMdoublerを入れることに.心配だったけどこれは動作に悪影響なし.今日一日はなんとか安定していた.しかし,G3マシンでは安定性の向上が伝えられるOS8.6,Performaはもう見捨てられてるのかなあ.新しいマックのカタログとにらめっこする毎日なのだ.

シャーロック

うちの8.5は好調だよ(98/12/2)

MacOS8.5は例によって発売日に購入,さっそくPerforma6410にインストールした(他に8.5の動くマシンが1台もない!).新しいOSのインストールはこれまでの経験から必ずクリーンインストールにするようにしている.上書きインストールだと多くの場合トラブるから.今回はHDもついにHFS+にフォーマットし直したし.おかげで導入直後から好調そのもの,巷に噂されるような深刻なトラブルは全然ない.うまく動かない人は「新しいシステムフォルダを作成」でインストールしてみてください.

起きやすいトラブルとしては,アプリケーションのインストーラが「Text encoding converter」関係のファイルを古いバージョンに書き直してしまうせいで文字化けが生じるパターンや,純正の「インターネット設定」の他に「Internet Config Extension」が残っていてぶつかる場合などがある.これらに気をつければATOK11でのトラブル等も起きない.

ネーティブ化の恩恵か8.1より全体の動作は軽快になったし,画面の描写品位も向上している.外見上の大きな変化はないけれど,さまざまな面で「ソフィスティケート」されているという印象.安定性も(少なくとも私のマシンでは)非常に高い,よいOSだ.「アップデートは必須」というアップルの宣伝も今度ばかりは本当.

なによりSherlockには驚いた.「インターネット検索」は劇的に便利で使いまくっている.「内容で検索」も,ファイルの内容を検索するったってプレーンテキストだけでしょうとたかをくくっていたけれど,アプリが作成したファイルでも平気で検索してしまう.まいったまいった,これなら索引作成に数時間(十数時間?)かかるのも我慢できるよね. Office98

Microsoft Office98 買っちゃった(98/9/18)

話題のOffice98,買いました.もちろん僕はマイクロソフトなんか嫌いだし(とかいいながらSoftwindowsなんか導入してるけど),これまでのマック用WordやExcelは重すぎるしマックらしくないしで,インストールしたことはあるがほとんど使わなかった.Excelは機能が優れてるのでたまに使ってたけど,インターフェースのマックらしくなさには常に辟易だった.

ところが,某「関係者」からもらった「機能評価版」を期待しないでインストールしてみたらびっくり.軽くなってる.どれもこれもサクサク動くし,インターフェイスも(わずかながら)マックらしくなっていた.で,製品版を買うことにしたわけ.

まあどのソフトもツールバーが全画面を占領してしまうことなど,以前と変わらない非マック性は残っているものの,かなり優れた「マック用ソフト」に変身している.ましてやExcelは明らかに現在最高の表計算だし,Wordも実に多機能(ほとんど使わない機能ばかりだけど).これでアカデミック版2万円以下なんだから買うでしょう.

話は変わるけど,前に紹介したDuoの「バッテリ再生」できてきました.入れ替えたバッテリ本体が少し大きかったらしくはみ出したところが削ってあったり,外見上はかなり汚いんだけど,動作は正常,フル充電できちんと90分持ちました.Duoのバッテリはほんとにもう手に入らないらしいので,お困りの方はこの業者 (FFTL)に問い合わせてみてください.

WWW Server

Centris660AVの前線復帰とサーバ化(98/8/14)

このところ不遇をかこっていたCentrisちゃんがついに前線復帰.学内LANのアドレスが追加され,ネットにつながったのを機会にメモリを68MB(フル装備)に増設,あろうことかHDDは2.1GBになってしまった.ほんとはPerformaにドライブ増設するつもりで買って来たのだけど(Centrisのメモリはおまけ),なんかこのほうが良い気がして突っ走ってしまった.

で,Centrisはサーバマシンになった.まず,Performaで「Web共有」を使って運用していたファイルサーバを(もちろんファイルごと)Centrisに移転,Netpresentzでftpにも対応するようにした.そしてEudra Internet Mail Serverでメールサーバを立ち上げた.またMacDNSでDNSサーバも自前で運用することを可能にした.プリンタもつなぎ替えてプリンタサーバもCentrisになった.で,昨日から24時間運用している.安定性を考慮して,システムは8.1にアップした(こんなにOSが入れ代わるマックは少ないねきっと).(98/9/28追記 最近はまたOS7.6.1に戻っております....)

ところが,これらのサーバには現在学外からアクセスできない.LAN立ち上げから日が浅いこともあり学外からのアクセスが非常に制限されてるから.したがってwwwとftpは学内および学内LANのPPPサービスからしかアクセスできないし,メールにいたっては学外からのメールが受信できないのだ(学外への送信はできる.これで自分の送信メールのログが当局に知られる心配はなくなった!?).まあこれは今後の交渉と手続き次第,本格的に運用する前に十分学習しておこう.それでも自宅からPPPを使ってサーバーにアクセスできたのは感激だし便利.もうフロッピーはいらない.

Millions!

ビデオカードなんて買ってしまった(98/7/21)

Performaちゃんは時々画面が揺れたり流れたり,ビデオ出力の調子が悪い(ホームシックかなあ...)し,そもそも17インチモードでは256色しか出ないという問題がある.で,ビデオカードを買った.ATIのXclaim3Dというやつ.3D機能なんて使わないけど,これより安いのはなかったんだよね.色がフルカラーになったのは256から32000色になった時ほどの違いではなく,実感なし(画像参照.バックは広末ちゃんのアゴ).それより画面の描画やスクロールが劇的に早くなったのに感激. 考えてみれば,コンピュータと人間のインターフェースの基本は画面,これが早くなれば,体感的には早くなったと感じるのは当然.CPUアップグレードより感激は大きいかもね.たった3万円弱で済むし,ビデオ回りの弱いマシンをお使いの方にはお勧め.

Duoの電池がない?(98/7/16)

自宅にもLC630を設置したことだし,いよいよDuoをモバイルで使おうと思って,死んだままになっていた電池を新調しようとあちこちに問い合わせてみたらどこにも在庫がない.「パーツでも取れない」ということなので,つまり製造中止か.なんだよ,電池で動くものの電池がなけりゃどうにもならないでしょう.電源アダプタはまだカタログにあるけど,ACで使えってことか? なんだかなあ...

しかたないのでバッテリケースの中の「電池」そのものだけを交換してくれるっていう業者を見つけて,とりあえず原物を送ってみた.うまくいったら報告します. Performa6410

Performa6410がやってきた(98/6/26)

院生の稲積君からPerforma6410を譲ってもらった.7万円.稲積君は当然G3マシン(DT233)を買った.で,さっそくPerformaにOS8.1をクリーンインストールして,使ってみた.速い.さすがPPC603e/180MHz,これならOS8もバリバリ使える.とはいっても,変わったのは速くなったことと,ミニタワーでディスプレイと並べて置くようになったのでモニター位置が下がり見やすくなったのと,OS8になったので大好きな広末ちゃんの写真をまたデスクトップに飾れるようになったこと,そのくらい.あとは今まで通りのマック,全然変わらない.この点はマックのよいところでもあり,悪いところでもあるな.

LC630には自宅で子供と楽しく暮らしてもらうことにした.純正13インチモニターとペアにしてあげよう.OSは7.6.1まで上げた(ColorSync2.5が使いたかったので).ついでにCentris660AVも7.6.1化.7.6.1だとそんなに遅い気はしない.やはりファインダーが重くなったのはOS8からみたいだな.7.6.1だとOS8の「デスクトップピクチャ」をコピーして入れるだけでデスクトップに写真が貼れる(7.5.5ではこの方法は使えなかった).

漢字Talk7.5.5への帰還(98/6/3)

研究室にあるLC630/PPCとCentris660AVの両方ともMacOS8.1から漢字Talk7.5.5に戻してしまった.最初は共有フォルダのエイリアスが電線のついてない普通のフォルダアイコンになっちゃうのが気に入らなくて,HDD換装のついでにCentrisだけ7.5.5に戻した.これはあくまでも気分的なものだった.

ところが,戻してみるととにかくファインダが軽くて早い早い.やっぱり68040に8.1は重かったんだなあと実感.HDD換装の効果もあってか,ファインダだけでなくアプリの動きや反応も8.1の時より敏速に感じる(これは気のせいかもしれないけど).ダメ押しは,これまでLC630しか使えなかったEthernetをCentrisでも使えるようにしたら,ネスケでのブラウジングがLC630より早かった(!)こと.CentrisにはDSPがあるとはいえ,PPCが68040に負けている...これはシステムのせいでは?と考えるのはごく自然.

思いきってLC630も7.5.5に戻してみた(「とりあえず7.6.1」とは考えなかった.どうしてかわからない).古いシステムをインストールするのはアップグレードでないので結構面倒.とくに7.5.1をインストールしたときに「Apple Ethernet CS」機能拡張がなぜかインストールされず,あとでEtherCardが機能しなくて困った.そのうえ,フォルダの消去をミスって多くのアプリとその日まで5年分のメールファイルを消してしまった.むむむむむ.

大きな犠牲は払ったが結果は上々.全体に動作が軽くなり,やはりアプリも早くなった気がする.ネスケもCentrisに特に遜色なくなった.たぶんもう新しいシステムにはしないだろう.それに,最近の立体アイコンや影のついたゴミ箱はなんかWindowsみたいで好きじゃなかったんだ,正直言うと.やっぱりゴミ箱はふくらんでくれないとね.

PPC Upgrade Card の謎(98/6/3)

LC630は導入したとき(4年前)にPPC Upgrade Cardも一緒に買ったんだけど(妙な買い物.そのころはマックのこと何も知らなかったから.6100/66でも買っとけば良かった),去年まではずっと68Kモードで使っていた(このときは漢字Talk7.5.1).なぜなら,PPCにしてもちっとも早くならないし,68Kエミュレートがやたら遅いし,それより動作が不安定ですぐフリーズする,エディタの「ファイル」メニューをクリックしてからプルダウンされるまで何秒もかかる,などまったく使い物にならなかった.納入業者からAppleに問い合わせてもらっても「仕様である」という答え.バカー!

ところがMacOS7.6が出て,さっそく入れ替えたら問題がすっかり解決して,PPCモードでスカスカ快適に動くようになった.まあ,何らかの改良がされたのだろうと思ったし,それ以来「OSは最新が一番」と信じ込んで,8.1まで忠実にアップグレードしてきたのだ.

だから,今回7.5.5に戻すにあたってはまたPPCモードが使えなくなるのでは,と一抹の危惧があった.しかし,今のところ問題なしでOS8.1って重かったんだわ(8.0よりは多少軽かったけど)と感慨にふけるのみ.さてこれは7.5.1から7.5.5の間にシステムの改良がなされたのか(7.5.3は実用したことなし),当時20MBだったメモリが現在は36MB+ラムダブラであるせいなのか,今のところわからない.まあうまく動いてるからいいか.

納入業者の言が真実なら,UpgradeCardのユーザは皆同じような体験をしているはず.残念ながら身近にはいないのでわからない.知ってる人いたら教えてください.いずれにせよ,アップグレードカードは6100/66などのマシンよりも遅いし,まあほんとのPowerPCではないと思い知るべきか.英語版まで買ってしまったOS8.1を使いこなすためにも,いよいよG3マシンでも買うかなあ.


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